「助産師は生と死に関わる仕事です」 我が子を亡くした母親へのグリーフケア
助産師の仕事は、生命の誕生に立ち合うことができる素晴しい一面があるのと同時に、生命の死という悲しい場面にも立ち合わなくてはいけません。
赤ちゃんの先天的な病気や望まない妊娠、経済的な理由などから中絶することを決めた方、習慣流産、赤ちゃんがお腹の中で亡くなってしまい処置を受ける方、、様々な方がいらっしゃいます。
お母さんやその家族が我が子の死を受容し、お別れをしていくために、助産師としてできることは何か。
答えがはっきりあるわけではありませんが、お母さんが今回の妊娠に対してどのような思いを持っているか、旦那さんやご家族はどう捉えているかについてはまず知るべきだと思います🍀
中には深く聞いて欲しくない方もいらっしゃいますし、逆に話を聞いてもらうことで楽になる方もいらっしゃいます。一人ひとりのお母さんの状況や希望に合わせて、どうすることが一番良いか考えるようにしています。
最近は、亡くなった赤ちゃんのために毛糸の帽子を作っています🧶
産まれてくる週数によってもサイズは変わってくるのですが、
はじめを8目の長編みで編んで、そこから3段目まで丸く編む、
そのあとは縦に長くなるように3段編むと、写真のようになります。
だいぶザックリと説明しましたが(笑)、、下記の編み図を参考にアレンジして作っているのでよかったらご覧ください👶
直径5.5センチ、高さ4.5センチくらいの帽子が出来上がります。
詳しく作り方を知りたいという方はコメントをいただければと思います🙇♀️
お母さんの思いに寄り添える助産師に少しでも近づけるようにこれからも頑張っていこうと思います🍀